投資で賢くお金を稼ぐためにNISA(ニーサ)を学ぼう
最近よく聞くようになったNISA。じゃあNISAってなに?ってなるよね。
「NISA(ニーサ)」は預金や積立保険のほかに、将来に向けて資産を増やす方法として注目されている「投資」のことだよ!
今さら聞けないっていう人や、投資を考えている人に向けて、NISAの基本から種類、メリット、デメリット、講座開設方法まで説明しいくよ(^^)/
NISA(ニーサ)とは
NISAとは、投資制度のひとつだよ!そもそも「投資」っていうのは、利益を見込んで事業などにお金を出すこと!株式や投資信託などを購入して、ある程度の期間持っていることで、配当金を受け取るか、売却(譲渡)して購入時からの値上がり分を利益として得て、資産を増やしていく方法だよ(^^)
寝かせておくだけの預金よりも資産を増やせる可能性があるから、子どものための教育費や自分の老後資金など、将来に必要なお金を備えるためにやっている人もいるんだって!
じゃあ「投資」をするNISAって一体どういうものなの?
NISAは期間限定の税制優遇制度
NISAとは、投資に関する税金の優遇制度の愛称で、正式には「少額投資非課税制度」っていう長い名前だよ(*_*)
通常は投資で得た利益い対して20.315%の税金がかかるんだけど、NISAを使うと投資で得た利益を一定期間(現在のNISAの場合は5年間)内、非課税で受け取ることができるよ!
現在のNISAは2023年までの期間限定の制度だよ!!
だから、現在の制度で金融商品を購入できるのは2023年までで、最後の年に購入した分は5年後の2027年まで非課税で持てるよ!!
NISAを利用するための条件
NISAは、投資で得た利益に対して税金がかからないっていう、なんとも嬉しい制度!!投資を始めるハードルが下がったように感じますが、利用するためにはいくつか条件があるよ!
NISAは1人1口座が原則
NISAを利用するには、証券会社、銀行、一部の生命保険会社や運用会社などの金融機関で非課税講座(NISA口座)を開く必要があるよ。口座は日本に住んでいる20歳以上の人であれば解説できるけど、1人1口座のみの利用だよ。開設後は金融機関を換えることもできるけど、年に1回しか変更できないの。。。
1年で投資できる金額は上限がある
一般NISAの場合、投資できる額は年間で合計120万円と上限があって、この最大投資上限額のことを「非課税投資枠」や「非課税枠」というよ。投資対象商品の中には、1万円前後から数万円で買うことができるのもあるから、初心者の人は少ない金額の商品から始めたが良いよ(*^^)v
対象は新規に購入した商品のみ
NISAで非課税になるのは、NISA口座を通じて新たに購入した金融商品だよ!すでに投資をしている人の場合は、別の一般口座などで保有している投資信託などの金融商品をNISA口座に移すことはできないんだって!!
非課税機関には期限がある
NISAは、非課税が適用される期間に期限があるの。一般NISAの場合は最長5年間だから、2020年に購入した金融商品の利益は2024年まで非課税で受け取れるっていうこと!して、5年間、限度額まで商品えを購入したら、最大600万円分の金融商品をもつことができるよ!!
非課税機関が終わるとき、なにもしなかったら自動的に課税口座に移されるんだ。だけど、手続きしたら満期の金融商品を翌年以降の非課税枠に移す(ロールオーバー)ことができて、非課税機関を延長することができるよ!!
非課税枠の再利用、繰り越しができない
一般的な投資では、都度判断しながら何度も売り買いできます。だけど、NISAは売却ふぁ1度限りで、1回売却しちゃうと、その年は売却分の非課税枠を使えなくなっちゃうよ。だからNISAは短期版バイには向いていないの。またその売却した金融商品をもう1度非課税で購入することはできないから注意しよう!!
さらにNISAでは、その年に使わなかった投資枠を翌年以降に持ち越すことはできないよ。1年間で50万円分しか投資しなかった場合でも、翌年また120万円分にリセットされるよ。税制優遇があるからこそ、一般的な投資とは異なるルールによって、利用枠が制限されているんだって!
NISAの種類
現在、NISAには3種類の制度があるよ(^^)/
- 一般NISA
- つみたてNISA
- ジュニアNISA
それぞれ、しくみやおすすめの人が違うから、どんな制度なのか、メリット・デメリットとともに説明するよ!!
一般NISA
いわゆる私たちが「NISA」と呼んでいるもので、1年間の非課税枠が120万円、非課税機関は最長で5年間だよ。主に、株式、上場投資信託、投資信託を中心とした金融商品に投資できるよ!対象となる商品の種類は豊富で、国内の投資信託で6000種類以上もあるんだよ!!
メリット
・いつでも引き出すことができる
・投資のタイミングは自由
・投資可能商品の種類が豊富
デメリット
・ロールオーバーする時は別途手続きが必要
・手続きの面や、税制改正後のしくみが複雑
おすすめの人
・ある程度投資経験のある人
つみたてNISA
つみたてNISAは2018年1月から始まった長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度だよ!1年間の非課税枠が40万円、非課税機関は最長20年間!!毎月積み立てで購入できるから少額から投資を始めることができるんだ(^^)/対象商品も、金融庁が選んだ投資信託に限られているから、一般的に資産変動のリスクが低いよ!
メリット
・少額で投資ができる
・いつでも引き出すことができる
・非課税枠を長期間利用できる
デメリット
・投資可能な商品の種類が少ない
・投資のタイミングが限定的(積み立て投資の開始時期しか選べない)
おすすめの人
・投資初心者
ジュニアNISA
ジュニアNISAとは、2016年に導入された「未成年者少額投資非課税制度」で名前のとおり、未成年者向けの税制優遇措置!1年間の非課税枠が80万円、非課税機関は最長5年間です。日本に住んでいる0歳から19歳までの未成年が対象で、1人1口座開設できるよ(*^^)v
上場株式。公募株式投資信託などが投資対象で、親や祖父母が代理で、最大400万円分の教育資金を非課税で運用することができんだって!!
メリット
・最大400万円分の教育資金を非課税で運用することができる
・相続税対策として利用できる
デメリット
・口座開設者が18歳まで払い出しができない
・18歳以前に払い出しをするときは、過去の利益に対して課税される
・口座開設者が出国する場合、NISA口座に保有している金融商品を課税未成年者口座に移し替えまければいけない(非課税にならない)
・口座開設後、金融機関の変更ができない
・最大で5年しか非課税枠が利用できない
おすすめの人
。教育資金などを目的に、子どものために資産を構築したい人
NISAのメリット
少額取引、長期運用に向いているNISAだけど、長い付き合いとなるのならメリットやデメリットを知っておきたいよね。ここでは、NISA全般のメリットを説明します!!
投資で得た利益はすべて非課税
NISAで利益を得る方法は2つ。購入した株式・投資信託などを値上がりした後に売却した場合、購入した時との差額分を利益として得ることができるよ!!もうひとつ、購入した株式・投資信託などを保有している間に、配当金があった場合、保有年数分を受け取ることができる(*^^)v
NISAを利用する1番のメリットは、なんといってもそれらの利益、配当を非課税で受け取ることができる点!!普通、投資なら20.315%分税金で引かれちゃうところ、ISAを利用したら出た利益をそのまま資産化することができるよ!
購入回数に制限がなく投資リスクを分散できる
NISAは投資上限額内であれば、投資回数に制限がないんだ!(^^)!購入商品数の制限もないから、ひとつの銘柄にこだわって高額投資することも、複数の銘柄を少額ずつ購入して投資リスクを分散させることもできる!!
確定申告不要
NISAは非課税だから、得た利益・配当金は確定申告する必要はないんだよ(*^^)v
ロールオーバーすれば非課税期間を延長できる
一般NISAとジュニアNISAの非課税期間は5年間だけど、5年目に突入した商品を翌年の非課税投資枠に移す(ロールオーバー)ことで、無理に売却しないで保有を延長することができるよ。ロールオーバー)には上限がないから、その金融商品の時価が投資上限額の120万円を超えていても、すべて移動できるんだって!!
だけど、つみたてNISAの場合は非課税期間が20年と長いから、ロールオーバー)できないよ。期日を迎えると課税口座に移管されちゃうんだ(―_―)!!
NISAのデメリット
通常の投資よりも細かい利用条件が設定されていて、なかなか複雑なNISA(;_:)運用するにあたって注意しておくべきデメリットはあるのかな…?
損益通算ができない
通常の投資では複数ある投資用口座のうち、一方が利益を、もう一方が損失を出している場合、2つを合わせて利益と損失を相殺する「損益通算」ができるんだけど、NISAでは、損益通算ができないの(;_:)だから、たとえNISA口座で損失が発生して、NISA以外の課税口座で相殺できそうな利益が発生していても、後者で発生した利益に対して税金を支払わなければいけないんだって(/_;)
繰越控除の適用がない
「繰越控除」ていうのは、金融商品の売却によって損失が出たとき、その損失分を3年間繰り越して、その間に出た利益と相殺できる制度だよ。損失した分を確定申告すれば、繰越控除の適用を受けられて、翌年以降の税負担を軽くすることができるよ。
だけど、NISAでは利益に対して税金がかからないので、損失分(譲渡損失、売買損失)においても税務上なかったものとされちゃうの。だから、3年間の繰越控除の適用を受けることができないんだよ。
非課税期間終了時に元本が切り下げられる
NISA口座を通じて購入した金融商品が、購入時の価格よりも下がった時価で非課税期間を終了して、課税口座へと移し替えられたとき、元本は最後の時価に修正されるよ。して、時価が上がった時に課税口座を通じて売却すると、修正後の元本との差額分を利益とみなされ、課税されてちゃうんだ。払う必要がなかった税金の分が実質損失となっちゃうから、デメリットといえるね(;_:)
NISAはいつまで利用できるのか
NISAは期間限定の税制優遇制度。だけど2020年度税制改正によってNISA制度の見直しが行われて、一部新制度が開始されることになったよ!!
一般NISAは2024年から新NISA
2023年に終了予定だった一般NISAだけど、2024年より内容を新たに「新NISA」として5年間(2028年まで)延長されることとなったよ(^^)/大きな違いは金融商品を購入するしくみにあるの!
現在のNISAは、120万円という枠内であれば自由に投資できるのはさっきの説明で理解してくれたかな?(^^)新NISAは、まず20万円の枠で金融庁の基準を満たした投資信託を選んで、次に、102万円の枠から現在のNISAから一部除いた金融商品を選ぶという2段構えのしくみになるよ。これによって非課税枠は年間合計122万、5年間で610万円に増えたよ!!
このしくみはよく「2階建て」で表現されてるけど、重要なのは1階部分の「つみたてNISA」が対象となる低リスクの金融商品に投資しないと、2階部分の現在のNISAが対象とする商品に投資できないという点!だけど例外として、すでに現在のNISAを利用している人は、いきなり2階部分の株式に投資できるんだって!!
つみたてNISAも5年延長
これまで「つみたてNISA」は始めるタイミングが遅くなればなるほど、投資信託などを購入できる年数や金額が減ってしまう点が問題視されていたんだけど、新NISAの開始に伴って、「つみたてNISA」の投資可能期間も2037年から5年間延長に!さらに2042年まで、いつ始めても20年間の非課税優遇を受けられるようになったよ!!
ジュニアNISAは2023年で終了
ジュニアNISAは利用者が少ないことから、当初の予定通り2023年末をもって制度自体が終了となるよ。原則としてジュニアNISA口座内のお金は、口座開設者が18歳になるまで引き出すことはできないけど、2024年以降は制限なく、非課税で引き出すことができる!!
NISA口座を開設するには
NISAを始めるには、金融機関でNISA口座(非課税口座)を開設する必要があるよ。初めて利用する金融機関でつくる場合、併せて「証券総合口座」、もしくは「投資信託口座」を開設しなければいけない場合がある。
これらの口座は課税口座として、NISA口座を通じて購入した金融商品が非課税期間を終えた後に移管される先に使われるよ。口座の種類には「特定口座」と「一般口座」があります。「特定口座(源泉徴収あり)」は、金融機関が税金を計算・徴収してくれ、自分で確定申告をする必要がないんだよ!!特定口座にかかる手数料の設定は各金融機関によって違うけど、手数料をとらない金融機関も一部あるみたい!
申請には金融機関所定の届け出書(NISA申請書)のほかに、運転免許証などの本人確認書類、個人番号が分かる書類が必要になるので準備しておこう!金融機関はそれらの書類を基に、NISA口座開設を税務署に申請するよ(税務署の審査に2~3週間かかる場合があり)。NISA口座開設完了の通知が届いて、開設手続きは終了!!(*^^)v
まとめ
将来を想像した時に、必ずついてくるお金の不安。。。預金をするも良し!投資を始めてみるのも良し!選択肢はたくさんあるよね!もしその数ある選択の中で、投資を選んだのであれば、NISAは投資の中でも少額で長期運用、しかも利益は非課税なので、チャレンジしやすのではないかなと思います(^^)/
※参考として情報提供をしましたが、投資の勧誘を目的とはしておりません!!
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